超大型汎用ロボット
Mシリーズ 最大可搬質量:350〜1,500kg
コンパクトな腰まわりと大きな手首トルクが自慢です。
カワサキがこれまでの技術と経験をもとに開発した大型重量物の搬送用ロボット「Mシリーズ」は、最大可搬質量1,500kg。腕上下のJT3軸に当社独自のリンク機構を採用して腰まわりをコンパクトにし、手首には基軸モータと同じモータを採用して高い手首トルクを実現しています。自動車分野における工程間のボディ搬送や大型治具のハンドリング、一般産業における大型鋳造品や石物、建材や大型家電製品のハンドリングをお引受けしています。
代表的な用途:
Mシリーズロボット:
詳細については、下のロボットをクリックしてください。
注記:画像は一定の尺度ではありません。
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MX350L
最大可搬質量 :350 kg
最大リーチ :3,018 mm
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MX420L
最大可搬質量 :420 kg
最大リーチ :2,778 mm
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MX500N
最大可搬質量 :500 kg
最大リーチ :2,540 mm
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MX700N
最大可搬質量 :700 kg
最大リーチ :2,540 mm
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MG10HL
最大可搬質量 :1,000 kg
最大リーチ :4,005 mm
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MG15HL
最大可搬質量 :1,500 kg
最大リーチ :4,005 mm
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MT400N
最大可搬質量 :400 kg
最大リーチ :3,503 mm
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特長
- コンパクトな腰まわり
- JT3軸(腕上下)に新型リンク機構を採用し、カウンタウェイトのないコンパクトな腰まわりを実現しました。干渉範囲が少なくなり、適用性も向上しています。
- 使いやすい手首トルク
- 基軸モータと同じモータを全軸に使用することによって、MX700Nでは5,488N・m、MG15HLでは15,000N・mという大きな手首トルクを実現しています。これによって手首フランジ面からワーク重心までのオフセット距離を大きく取ることができ、偏心ワークなどへの適用に有効です。
- 豊富なバリエーション
- 6軸機は床置タイプ350〜1,500kgの6種類と棚置タイプ1種類の合計7種類があり、大型重量物の組立・ハンドリングの広範なニーズに対応できます。